玉原湿原(たんばらしつげん)は沼田市の玉原高原にあります.多分,関東最大のブナ林に囲まれた湿原で,
小尾瀬と呼ばれることもあるようです(とはいうものの,小尾瀬はあちこちにあるような気が...).
湿原だけでは物足りない人はついでにブナ林を歩くというのもありでしょう.
ついでに言うと,湿原周回コースの途中に尼ヶ禿山への分岐もありますので,
両方セットで楽しむことも出来ます.
今回の所要時間が長いのは,湿原内をうろうろした後,ブナ平に行って駐車場近くに出てしまい,
その後もう一度湿原入り口に引き返して湿原一周をしたからです.
トイレはないです(レストランが開いていない場合).湿原周遊だけならたいした時間はかからないので大丈夫だと思いますが.
強いて言えば,少し手前に『たんばらラベンダーパーク』ラベンダー園があります.
そこは駐車料金は無料で,ラベンダー園に入園しなくてもレストランや土産物店,
トイレなどを利用できます.
登山道で出会える花シリーズ
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2006年 8月(駐車場〜湿原入り口〜湿原内周散策〜湿原外周〜ブナ平(水源コース)〜湿原入り口〜湿原外周一周〜駐車場) 3時間 45分
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たんばらラベンダーパーク
今年の8月半ばはラベンダーが見頃だったようです.
それなりに混雑していました.
ここに寄らないで,道なりに進んで車両通行止めになる所まで進むとセンターハウス?
(レストランあり)に行き当たります.
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ぶなのわきみず
車両通行止めの先を下っていくと途中に湧き水があります.
この上には合掌した蛙のオブジェが乗っていました.
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湿原入り口の案内図
尼ヶ禿山から鹿俣山あたりまでが載っています.
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湿原入り口の道標
見落とすことはないと思います.
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入り口付近の木道
湿原の中に木々がかなり侵入しています.
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ミズギク
コオニユリに目がいきますが,ミズギクやコバギボウシなども咲いていました.
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モウセンゴケ
モウセンゴケも比較的たくさん見かけます.
場所によってはちょうど白い花を付けているところでした.
ウメバチソウは全部蕾でした.
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湿原の様子
一瞬,草が紅葉しかかっているのかと思ったのですが,
よく見るとキンコウカが群生しているのでした.
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湿原の様子
全体的に木の侵入が進んでいるようです.
それでも湿原でよく見かける植物を見ることが出来ます.
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植物に関する案内板
湿原のどのあたりで,何月頃にどの花が見られるか書いてあります.
沼田市のサイトにあったものと同じかな?
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ブナ平への分岐
湿原歩きだけでは物足りないのでブナ平を散策することにしました.
この付近,やたらとアブがいました.
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ヤマアジサイ
水源探勝路ではせせらぎ沿いを進みます.ヤマアジサイの花が結構咲いていました.
もう一つの三角点コースでは途中に三角点があるようですが,所要時間が増えます.
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水源コースの道
水源コースだけあって,道は水浸しです.
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ブナ平の道
なだらかな尾根に出ると,ブナ林の中の快適な散策を楽しめます.
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ブナ地蔵
ブナの木がお地蔵さんのように見えるようです.
ちなみに,どうやらこれは背中側のようです.
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多分,尼が禿げ山
中央の出っ張っている山が,尼ヶ禿げ山だと思います.
湿原の一部からしか見ることが出来ないようです.
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湿原の休憩所からブナ平
多分,さきほど歩き回ったブナ平だと思います.
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遊歩道の案内図
外側一周だけなら30分で済むみたいです.内側のほうがお花がたくさんあって楽しめると思いますが.
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コメント:ブナ平水源コースはあまり人が行かないのか,道のあちこちを倒木が塞いでいました.また,
少なくとも雨が降った後のブナ平水源コースはあちこちにぬかるみがあって滑りやすいです.
それと,湿原外周の奥の方は藪の中を歩くような状態でした.
ミズギク,コオニユリ,コバギボウシ,モウセンゴケ,ハンゴンソウなどの花が咲いていました.
キンコウカの大群落もなかなかです.ウメバチソウは蕾でした.
トリカブトは咲きかけといったところでした.タムラソウには気づきませんでした.
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